HeartMask

 必要な人にマスクを!  ハートマスク

■設立趣意書

設立趣意書



新型インフルエンザが流行するのは時間の問題だと言われています。もし国内で発生してしまったら、数十万人の方が亡くなる可能性も指摘されています。

しかし残念ながら我々人間の心の働きは、多くの心配事に忙殺されないで済むよう自己防衛するために、被害が起こらなければ問題に気づかず、被害が起こっても直接自分に関係なければすぐに忘れてしまうようにできています。

ですから、いくら「2〜3か月分の食糧とマスクを備蓄しておくように」とアナウンスされても、いつ発生するかわからない問題に対して対策を実行できる人が少ないのは仕方ないことなのです。

その一方で、人間は目の前で咳をしている人に対しては不快感を覚えます。その不快感の源泉は、自分が感染・汚染させられるのではないか?という危機感です。人間は目前の危機感に対してなら対処することができます。

公共心、親切心、道徳心を失いつつあると言われて久しい日本ですが、目の前で咳をしている人に対してマスクを勧めることは、プラス、マイナス、両方の心理面から考えて実行しやすい行動ではないでしょうか?

元来、日本人は目の前で問題を抱えている人を助けてあげることを美徳としてきました。「情けは人のためならず」に代表されるように、善行の循環が日本の社会を生きやすくしてきました。

できればそのような公共心に端を発した行動であるに越したことはありませんが、最初は危機感からでもかまいません。その行動が、確実にインフルエンザの拡大を防ぐ効果が期待できるのであれば、順番はそれほど大きな問題ではないかもしれません。

加えて、子どもに対する教育や、衛生マスクの機能及び使用方法に関する知識を広く一般に啓蒙すれば、より大きな効果を得られることが期待できます。

よって当協会は、
【目的】できうる限り親切心や公共心に立脚した行動によってインフルエンザ(特に新型)の流行を抑制する
【目標】「必要とする人にマスクをわたす」ことのできやすい社会環境の整備
のための活動を行います。

以上の理由により日本ハートマスク協会の設立を発起いたします。

平成20年9月15日 
日本ハートマスク協会 代表 田尻 良