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NPO法人日本ハートマスク協会

 必要な人にマスクを!  ハートマスク

■マスクの基礎知識

小学生のためのマスクの知識 超初級

編集中

マスクの知識 初級

【マスクの種類】には様々なものがあります。
民間や病院だけでなく、工事現場や原発事故の現場で使われるものもあります。
インフルエンザや風邪を予防するためによく使われるものはサージカルマスクや立体型マスク、 それに昔ながらのガーゼマスクなどがあります。

【マスクの効果】には、主に次の4つがあります。

1:外からの異物が口や鼻から侵入するのを伏せぐ(自分が感染・汚染することを防ぐ)
マスクはインフルエンザなどの感染症の他に、花粉や粉塵、放射性物質などを防ぐためにも使われ、それぞれ目的に適したものが売られています。
2:自分の外にウイルスなどを撒き散らさないようにする(人に感染させないようにする)
欧米ではインフルエンザと診断された人のみがマスクをする傾向があるので、マスクをしている人を見ると逃げるような態度を取るそうです。 しかし実際には、治療費を払えないような人が感染し、診断もないのでマスクを着用せず、そのままウイルスを撒き散らす例が少なくありません。
3:口の中の湿度を高める
ウイルスは喉の粘膜にひっかかることで人の免疫力によって退治されます。ところが空気が乾燥した季節には喉の粘膜が乾き、ウイルスが体内に直接 侵入しやすくなってしまいます。この季節にマスクを着用することで、ウイルスが口の中に侵入する確率を減らすだけでなく、 喉の粘膜を保護し、感染予防の効果を高めることになります。
4:顔を隠す
有名人がお忍びで外出する時などに、よく使われます。←これは冗談ですが、最近では可愛い絵柄や色がプリントされたマスク増え 子どもだけでなく大人も、マスクの見た目のどぎつさによって敬遠していた人たちが着用に抵抗感を持たなくなりつつあります。

【マスクの選び方】
インフルエンザや風邪を予防するためには、それに適したマスクを選ばなければなりません。国内の薬局などで販売しているマスクには、 「カゼ用」「ウイルス対策」などの目的がプリントしてありますので、それを選んでおけば無難です。それぞれ個別の製品は個人の責任で 選択してください。中には粗悪な製品もあるかもしれませんから、注意してください。

「花粉用」と書いてあるものは、できるだけ避けましょう。ウイルスと花粉は大きさが全然違いますから、花粉用のマスクではウイルス対策としては 効果が期待できません。

ガーゼマスクは厚みがある分、くしゃみの飛沫を止める効果は期待できると考えられます。ただし使用に際しては、こまめな洗濯や消毒が必要です。 一般にインフルエンザや風邪のウイルスは洗剤で洗濯すれば、ほぼ死滅することが知られています。

【マスクの使い方】
自分の顔にマスクの周辺部分がぴったりと密着していることが重要です。密閉度を高めるために、鼻の部分にさまざまな工夫をした マスクが流通しています。 流行に備えて、普段からいろいろなマスクを試し、自分の顔に合った形状、サイズのマスクを見つけておきましょう。 日本人が使う場合、国産のものであれば日本人の顔にフィットしやすく、密閉性も高まりやすいのでお勧めです。
最近は外国産も多く流通していますが、もし新型インフルが流行した場合、物流が止まり、海外のマスクが入ってこない場合もあります。

【密閉度のチェック】
感染リスクを減らすためにはマスクの密閉度を知っておくことが重要です。 両手でマスクを完全に覆うようにしてゆっくりと長く息を吐き、マスクの周囲から息が漏れていなければ、 正しく着用できていると考えてよいでしょう。息が漏れている場合は密閉性が十分ではないので、 再度正しく着用し、形状の調整できるものは調整してください。できれば着用のたび毎回チェックする 習慣をつけておけば、なお安心です。

【劣化のチェック】
備蓄していたマスクを使用する際は、有効期限などを確認することも大切です。 有効期限を明記してないマスクも沢山あり、それが直ちに粗悪品であるとは言えません。
古いマスクはゴムひもが劣化していることがあります。また質の悪いマスクは 破れていたり、ゴムひもが切れたり、ひもが無い場合さえありますから注意してください。

【使い終わったら】
使い捨てタイプのマスクは、できるだけ早く捨てましょう。その際、ウイルスが手につかないように気をつけ、 捨てた後は必ず手洗い、うがいをしてください。
特にインフルエンザの流行時には、マスクはビニール袋にそっと入れて口を閉めて捨てましょう。 ガーゼマスクは消毒するか洗いましょう。

【鼻孔(備考)】
Q:鼻を出した状態でマスクを着けている人を見かけることがありますが、あれは意味がないですよね?
A:自分が感染を防ぐという意味では効果は間違いなく薄れます。しかし最近の若者には口呼吸の人も多く、 そういった人の場合は口の中の湿度を維持したり、感染源を含んだ飛沫から感染リスクを減らすためには 全く意味がないとも言えません。
もしその人が感染していたとしたら、他者にうつさないという効果は確かにあります。

マスクの知識 中級

【インフルエンザ対策としてぜひとも知っておきたいマスクの知識】

マスクをしていれば完璧か?
完璧ではありません。マスクのフィルターや形状は万能ではない上に、
人間そのものが完璧ではないのです。

@フィルターの問題
家庭用マスクにはカゼ用と花粉用がありますが、その最も大きな違いはフィルター性能です。20から30ミクロンの花粉粒子に対し、ウイルス単体の大きさは0.1から0.3ミクロンです。これはあまりに小さな粒子なので、普及型マスクの中で最も高性能とされるN95マスクであっても、ウイルス単体に対しては十分とは言えません。しかもこれ以上フィルターを細かくしてしまうと、人間の肺の力では呼吸できなくなってしまいます。しかし実際にマスクが一定の効果を示す理由は、ウイルスの大半がくしゃみなどの粒子が大きな飛沫の中に多く含まれているからです。様々な工夫を施したフィルターによってウィルスの侵入や飛沫防止を考慮したカゼ用マスクは、ある程度のバリア性(飛沫の99.9%をカットなどと書かれている)を持っているのです。
一方、花粉用マスクは薄くて通気性に優れ、付け心地よくできていますが、ウイルスの大きさに対して隙間が大きいうえに、ウイルスを防ぐ工夫も欠けているので、インフルエンザ予防のために使用するのであればカゼ用マスクを使うべきです。
(N95:Nは耐油性が無いことを表し(Not resistant to oil)、95は試験粒子(0.3ミクロン)を95%以上捕集できることを表している、元来産業用マスクの規格)

A形状の問題
人間の顔の形状はとても起伏に富んでいるうえに千差万別です。大量生産されたマスクが全ての人の顔の形状にフィットすることはとても難しいことです。その結果、鼻の周囲や頬のあたり、そしてあごの付近から空気が漏れることがよくあります。圧の関係で吸気の時にマスクは密着性を高めますが、それでも大きな隙間があると、そこからウイルスが侵入してしまう可能性が高くなってしまいます。

Bヒューマンエラー(人の問題)
せっかくマスクがウイルスを止めてくれても、そのウイルスを手で触って口に直接入れてしまっては意味がありません。使い終わったマスクの取扱には十分注意し、最後は必ず手を洗ってください。もしもマスクを再利用しようと考えておられる場合は、予め収納の際に口に触れる側が内側になるようにたたむようにしてください。
N95マスクのような高性能のマスクの中には、すぐにフィルターが詰まってしまい、使用可能時間が短いものもあります。あるいはあまりにフィルターが細かいので体力の無い人は数分で呼吸がつらくなってくることもあります。用途と使用時間に応じて、適切なマスクを適切な枚数、準備するようにしてください。
どんなマスクを選べばよいか?
◆マスクのチェックポイント
1. 素材・機能をチェックする
2. 形・サイズをチェックする
3. 顔との間に隙間ができないか
4. 耳かけで耳が痛くならないか
5. 呼吸がしやすいか
6. ゴワゴワしたり不快感はないか

【参考】N95のような高性能のマスクを毒性の強いウイルスに対して使う場合、 マスクから空気が漏れているかどうかをチェックする必要があります。 その方法として、フードをかぶってサッカリンなど人工甘味料を吹き掛けて試す方法と、 漏れ率を数値で計測できるフィッティングテスターを使う方法などがあります。
マスクはどのくらいの期間使用できるのか?
新型インフルエンザの流行が予測されたり、流行してしまっている場合は、無条件で使い捨ててください。捨てる場合は2次感染の無いように、密閉された容器に捨てるようにしてください。
通常、マスクを長時間使用していると雑菌が繁殖します。吐息によりマスクが湿ってきたり、マスクからニオイを感じたら取り替えてください。使い捨ての不織布タイプの場合は1日1枚が目安です。ガーゼタイプは洗濯することで再利用できますが、洗濯の際は、ガーゼの繊維がほつれる恐れがあるので、やさしく手洗いをし、漂白剤などは使用しないでください。
「うつされない為のマスク」と「うつさない為のマスク」とは?
◆当協会では「うつされない為のマスク」「うつさない為のマスク」という考え方を前面に打ち出しています。
 自分を守る為のマスクは、カゼ用マスクで、ある程度高機能の物が望ましいのですが、うつさない為であれば安価なマスクでも高い効果が期待できます。

マスクの知識 上級

【マスクの特徴】
種 類 マスクはその用途により「家庭用マスク」「医療用マスク」「産業用マスク」の3種類にわけられます。
構 造 立体型に多い単層タイプと、医療用マスクに多い多層タイプにわけられます。
一般に単層タイプは呼吸が楽で密着度も高いのですが、集塵性能において多層タイプに劣ります。
多層タイプは3?5層程度のものが多く流通していますが、それ以上の層をもつものもあります。
それぞれの層は役割があり、肌に接する部分にはガーゼなどが使われていて肌ざわりをよくしてあります。
内側の層は目的に応じて集塵や防湿、殺菌性能を持った素材が使われています。
素 材 「家庭用マスク」と「医療用マスク」の素材はおもに 「ガーゼタイプ」と「不織布タイプ」にわかれます。
「産業用マスク」には様々な素材があります。
形 状 「家庭用マスク」と「医療用マスク」は
「平型マスク」「プリーツ型マスク」「立体型マスク」のおおきく3つにわかれます。
「産業用マスク」には様々な形状があります。
効 果 「家庭用マスク」:カゼ、花粉対策や防寒・保湿など
「医療用マスク」:主に医療現場もしくは医療用に使用される感染防止用
「産業用マスク」:主に工場などで作業時の防塵対策
備 考社団法人日本衛生材料工業連合会のマスクのページに詳しく紹介されています。